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Tag: ・Firth of Fifth~5感の入り江にて 3/24Select song by Firth of fifth/Steve Hackett

Firth of Fifth~5感の入り江にて

夕べ遅くから空気中でカオス状態の風が時折りスロットル全開でうねりをあげて襲いかかってきます。皆さんの住んでらっしゃる所ではいかがでしょうか?もう3月も終わろうとしていますね。春といえばいろんな音や色が芽吹く時期です。雪解けの小川のせせらぎ、先ほど散歩していて川原にほんわかな陽を浴びて何気なく顔を出すつくしをみつけました。冬の間蓄えた力でみんな光ある方向へ向かってそれぞれの”音”を奏でて昇りはじめます。木花や動物たちもそして私たちも。

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音と色どちらも五感で感じ取れるエリアにあるマテリアルです。耳と眼で感じとったものは人間の脳に送り込まれた時に初めてその人の主観という概念で捕らえられる。
これらはしばしばシンクロして現れてくる。音を聞いて色をイメージ出来たり、色や絵をみて生まれてくる音があったり。これは文字にも言える。私はHPの掲載文やこのブログ小屋の文章を書く時はあまり音のない夜中の静寂時に書く時もあるし音楽を聴きながら書く時もある。どちらも脳の中で対象物へのイメージが映し出されて自然に言葉が沸いてくるような感覚で書いている。こんなこと言ったら「お前はNarcisstか!」と言われるかも知れませんが良いか悪いかそこまで到達しておりません。また到達する気もありません。いえ、到達しないよう努力しています。(笑)しいて言うなら害のない、芸もないちょっとロマンティックな野心家かな。(笑)

このブログ小屋に現在訪れてくれてるコメント蘭の常連さんたちは知人でも友人でもなくここで初めて出会った人ばかりで何処に住んでる誰だかも判らない。
また何処の誰にでもこのブログ小屋を覗き見することが出来るという良い意味でも怖い意味でもスリリングと言えます。

このような状況下では通常ブログ小屋の主とはどんな心境に陥るのだろうか?私の場合は馬鹿が幸いしてあまり何も考えないで自分の世界を展開してしまう。(笑)ま、何も知らない人だから気兼ねなく話せるって気軽さはあるかな。今のところ私の愚連隊のお絵かきのような駄文でも擁護くださるようなコメントが多くてよい人ばかりフォローワーさんになったな~と安心しています。友人、知人の方は時々「こいつ、また長々とこんな馬鹿みたいなことばかりはなしてやがる」くらいに覗いてくれてること思います。一種の安否確認ですね。(笑)私がここでバカ言わなくなったら心配してください。(笑)

昔はよく詩の創作もしていたのですがキーワードが見つかれば詩のストーリーは自然に浮かんでくるような感覚なのです。例えばたった1つの出来事でもいくとおりにも自分でストーリーを組み替えて(色を替えて)作品にすることが出来る。

私に才能があるとしたらここの部分の感受性感覚機能とその感じとったモノを心像部分への投影する能力が普通の人より僅かに勝っている位かな。
この僅かに勝っている感覚を上手く使わないで殻に篭ると自己陶酔、自己満足が蔓延するNarcisst(ナルシスト)と呼ばれる部類になってしまいますよね。その為には適度のウイット感と人に害を及ばさないプラス思考の攻撃性を持っている必要がある。(笑)

このバランスが上手く保てないで自己主張ばかり目立つようになるとEgoisticの塊であるエゴイストと呼ばれる悪い印象の後ろ指刺され組となり人から敬遠されかねない。
また理論や想いばかり先走るとDaydreamerとは名ばかりの空想家と化してしまう。

こういう部類の人は考えた事をいかに実践していくかなんですよね、だから私も思いついて出来る事は常に即座に実弾に込めて発射出来るように心掛けています。

詩や音楽のように直接心の中に入ってくるものは同じような感受性感覚機能が同じエリアの人のものが受け入れやすく、やはりいいな~と思うことが多いですね。
このタイプの人は創造+想像性に富んでいて例えば身近なところでは、私もそうなのですが自分で言葉自体を創ってしまいます。要するに“造語”をしちゃうんです。私の文章にもよく“造語”が出てきます。(笑)
これは私の感覚からしたら単語でも自分が作った作品という感覚です。

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それでは今日は私が最も感覚が近いな~と思うロックギタリストの曲をお届けします。Genesisというイギリスのプログレッシブグループ(後年はフィルコリンズのカラーが強く出てポップロックグループと化した)のギタリストで解散後~現在はソロで活動しているSteve HackettのGenesis時代の演奏で今でも演奏されている“Firth of fifth”という曲です。

作者は同じgenesisのキーボード奏者であるTony Banksの作品です。2009年くらいのgenesisの復活コンサートにはHackettは参加せずにツアーギタリストのダリル・スチュマーがストラトでこの曲のギターソロやっていますがやはりHackettのレスポールから醸し出されスリリングで空間を泳ぐように存在する音が本物です。

この曲は英国ロックを語るには欠かせない傑作です。後のエディヴァンヘイレンも彼のコンサートを見に行って“ライトハンド奏法”を真似したらしいし、イングウエイ・マルムスティーンもフォローワーの一人で多くのミュージシャンに及ぼした影響は計り知れない。

詩もすごく凝っているのですが今日は音楽本来の楽しみ方のできる音だけで十分心の琴線に触れるので、その音を感じ捕って下さい。今日は自作の紹介コメントのみ下記にお届けします。

厳なる音の洪水のように圧倒的で美しく強く切ない色の旋律は言葉など要らない!
するどい感性に裏打ちされた“ロック印象派”と呼ぶにふさわしい彼のギターワールドはいつ聴いても人の心の琴線に触れる何処か物悲しいフレージング、そして静かにそれは浸透してゆくあなたの心の奥深くまで。それではどうぞ~

yasushi

こちらは1992年のソロツアーでの音源、ギターパフォーマンスはこれが一番素晴らしいです。
http://www.youtube.com/watch?v=CPZ-FfBasKk&feature=related

こちらは最新2010年ソロツアーの音源。こちらはピアノのイントロから省略なしの全編展開です。
http://www.youtube.com/watch?v=nqXPyNcOmyM&feature=related



コメント

  • 五感で常にキャッチできる才能がyasushiさんにはあるのですね。それって天性のものなのか、鍛錬すれば身に付くものなのかなあ~。どっちもありのよな気がする。
    はじめて聴くギターの楽曲でした。ホント、背筋が震えるような感じで物悲しいリフレインが印象的な素敵な曲です。私の心の琴線に触れてます。てか、Overnight Sensationからずっとこの部屋で琴線はじかれっぱなしです。 -- yu 2012-03-24 (土) 17:10:58
  • 来よったの~ハケットかいな。プログレ王道やが!脇のいぶし銀みたいな存在やがわが道をゆくやこの人は。30年前のファッションと変わらん服着トンで。やがギターはいつ聴いてもええ!泣けるで!ブログ小屋の主もいつもながらあっぱれな随筆じゃ! -- こうたろう 2012-03-24 (土) 18:50:17
  • yasushiさんは自己分析も完璧ですね~ほんとにそんな感じがよく理解できます。五感で感じ取る繊細な触角がすごいです。演奏しているスティーブハケット、私は知りませんでしたがとてもゾクゾク鳥肌が立つようなスリリングな音世界です。表現力が違いますねやはり本物と呼ばれる人は。感じ取った感覚を音で表現するなんてとぎ澄まれた感覚がないとできないですよね。素人の私でも凄さは伝わってきます。 -- kouji 2012-03-24 (土) 23:26:26
  • はじめてきました。すごい言葉が押し寄せるように流れるように~これって才能じゃん!頭打たれた感じ、すごい~~今からブログ全部完読してみます。 -- ももこ 2012-03-24 (土) 23:36:21
  • 言われていること良くわかります。私もそんな感じの人間かな。yasushiさんの感性のバロメーターはいつもMAXなんでしょうね。このブログページが常に1位なの納得ですよ。ここで披露されてる感性は素晴らしいです。本編も変わらぬ感性で御自分の世界を展開されてます。私は好きですがどちらかというと玄人受けするのでしょうね。建築士やクリエーターが支持するってのわかる気がします。

    紹介されたギタリストの方の感性もすばらしいですね~~あんなふうに上手く美しく音で表現できるのは素晴らしいことですね。 -- れい 2012-03-25 (日) 01:13:53
  • すばらしい!この言葉につきる。 -- 縄文原人 2012-03-25 (日) 02:45:16
  • もしかしたらMr.ジェネシスはこのスティーヴハケットかもしれない。
    ジェネシスシス脱退してソロ活動に入っても一環して自分のギター音楽の世界を展開している。自身が脱退時の理由に「ジェネシスにギタリストは要らない」といっただけの事はあって再結成時も1度も加わることなく現在に至っている。
    初期ジェネシスの雰囲気が未だに漂う感があるのは彼しかないような気がする。 -- ボンバー 2012-03-26 (月) 01:07:37
  • Great!! -- りょう 2012-03-28 (水) 23:02:39

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